Project A&Yの日記

フィリピンで見つけたプロダクツの販売をする『Project A&Y』の男女二人がそれぞれの生活について語ります。読書、本、アート、旅行から海外生活まで。

WWBD#2 映画「スプリング・ブレイカーズ」におけるブリトニー・スピアーズ

Spring Breakers - Everytime Scene [HD] - YouTube

ちょっと前にNetflixで前からみたかった映画「スプリング・ブレイカーズ」を見ました。春休みを謳歌しようとするために強盗をはたらいてマイアミで退廃的に遊ぶ女子大生4人組の話。退屈な日常から逃げ出すために悪いことをしてしまって警察に捕まった女の子4人組の前に現れた怪しいラッパー(ジェームス・フランコ!)が助けて共同生活を送るのですが...。「この先どうしてくんだろ」的退廃さのなかで、このシーンが流れます。Youtubeに上がっていたのをそのままアップしてしまいます。ピアノを弾くジェームス・フランコがうたうのは、ブリトニー・スピアーズのEverytime。

 

映画の中では、この曲以外にも、舞い上がった4人組が楽しそうに「Baby one more time」を歌うシーンもある。きっと彼女たちは小学生ぐらいの時にブリトニーが流行っていて、すごいかわいいと思って大好きで、Baby one more timeなんて特にその象徴的な曲で(きっとMVも含め)、それでハイティーンになって、ブリトニーがリアルに感じられるようになってしまっているのですね。

 

映画はほんと終始退廃的に思えたし、真面目に見たらなんか落ち込みそうな気持ちになる内容だったけれど、こう、ブリトニーのEverytimeがかかるだけで、ワルい女の子たちが、心の底から悪いわけじゃなくてどうしてもこうなっちゃったんだ感がしてきて、切ない気持ちになります。これこそがブリトニー・スピアーズ的で、ブリトニーってそんなアイドルなんだろう、と思えました。実に、ヤンキーっぽく、日本における浜崎あゆみにそっくりです。

映画の内容そのものよりも、ブリトニーネスが印象に残る映画でした。しかし、日常に退屈していて、大人になりきれない女の子たちを描いた映画には、ブリトニーの音楽の登場はものすごく効いていました。こういうときは、きっとビヨンセの曲じゃない。ビヨンセが効果的に使われる映画ってあるかな、見てみたいものです。

 

-A